猫はイタズラ好きな生き物です。
パソコン作業中にわざと目の前を通り過ぎたり、キーボードの上で寝転んだりするシーンは微笑ましいですね(^ ^;)
とはいえ危険なイタズラや後片付けが大変なイタズラは避けたいものです。
電源コード、ティッシュ、台所などなど、家の中にはイタズラポイントがたくさんあります。
今回は猫のイタズラ対策を紹介します。
※壁紙への爪とぎ対策はこちらをご覧ください。
ケーブル・コード類のかじったときの危険・かじり対策
猫はケーブル・コード類をかじって遊ぶことがあります。
特に子猫は、好奇心が強く、かつ歯が入れ替わる時期で何でも噛みたがるので注意が必要です。
電源ケーブルをかんで絶縁部分のゴムをちぎり、導線部分に到達すると感電する可能性があります。
コードをかんで感電すると口の中などを火傷します。
また肺水腫(肺の中の水が溜まる状態)になることもあります。これが重症になると呼吸困難、痙攣、意識障害などになり、心停止を起こす危険もあります。(参考:みんなの動物病気大百科)
感電だけじゃなく、家電の故障やケーブル皮膜のゴム端の誤飲も心配です。
我が家では100円ショップでケーブルカバーを購入し、コード類に巻いています。
いたずら対策だけでなく、テレビ裏などのコードのごちゃつき対策にもなり助かっています。
猫からティッシュを守る
家に帰ったら部屋にボロボロのティッシュが散乱している、なんて経験がある人もいらっしゃるでしょう。
猫はティッシュで遊ぶのが大好きです。
ヒラヒラしている形状や、前足をつっこむにはちょうど良い穴が猫の好奇心を掻き立てます。
ティッシュは少量であれば食べてしまっても問題ありませんが、大量に食べると腸閉塞になる危険があります。
ティッシュ箱を猫の手が届かないところに置いたり、ひっくり返したりする方法もあります。
これらは簡単に出来る反面、いざティッシュを使うときに不便です。
我が家はこのケーブルボックスを使っています。
こちらは本来はケーブルを収納するケースなのですが、箱ティッシュにぴったりなサイズのためティッシュケースとして使用しています。
上部の蓋からちょうどティッシュを取り出せます。蓋の開け閉めも片手が簡単に出来ます。
普段の利用に差し支えることなく、イタズラもばっちり対策できます。
キッチンでの対策
キッチン周りは清潔に。たまねぎや塩分に注意。
まずキッチン周りは常にキレイにしておきましょう。
人間の食べ物を食べて、体調を崩す恐れがあります。
三角コーナーなどの生ゴミはすぐに片付けましょう。
猫は玉ねぎ・ねぎ・にら・にんにくを食べると赤血球が破壊され、貧血を起こす可能性があります。体質や摂取量によっては中毒症状になることもあります。
煮汁や少量摂取でも症状を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。
これらの食材はみじん切りにすることも多いと思うので、破片が残らないように気を付けましょう。
また散った調味料をなめる可能性もあります。
特に塩に気を付けましょう。
猫は汗をかかないため、人の1/3程度しか塩分を必要としません。
塩分を撮り過ぎると腎臓に負担をかけることになります。
猫は腎臓の病気が多いため注意が必要です。(参考:みんなの動物大百科)
料理後はふきんやウェットティッシュでキッチンを拭くようにしましょう。
シンクカバー
猫はシンクが大好きです。
ステンレスが反射してキラキラしたり、水滴で遊びたくなったり、食べ物の臭いが気になったり、色々猫の興味を引くものがあります。
我が家の猫もシンクの中に手をついてみたり、入ったりと興味が尽きないようです。
しかし、洗剤が残ったシンクの中の水滴をなめたりして、体調を崩す可能性もあります。
またシンクに入った脚で歩かれては床が濡れてしまいます。
我が家では100円ショップのワイヤーネットで作成したシンクカバーを使用しています。
シンクカバーは市販もされていますが、サイズを調整したかったため自作しました。
簡易的な作りですが、安く簡単に作れて、サイズも調整しやすいのでおススメです。
コンロカバー
猫がコンロに乗って困るという声もよく聞きます。
飛び乗るのにちょうどよい高さなのか、我が家の猫もコンロに乗ることも大好きです。
登らないようしつけようとしたのですが、全く上手くいきませんでした(^^;
コンロに乗ると、火傷をしたり、掃除しきれなかった食材を食べてしまう危険があります。
またコンロ周りが毛だらけになってしまい、衛生的にも気になります。
こちらはコンロカバーでコンロを覆ってしまうことで、コンロでの侵入・イタズラを防ぐことが出来ます。
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