猫を飼っていても、どうしても一泊程度家を空けることはあると思います。
出張や旅行、帰省、たまの友人との集まり等々。
家族で面倒を見てくれる人がいれば良いですが、一人暮らし・二人暮らしですと猫にお留守番をしてもらうケースも多々あると思います。
健康な猫であれば一泊ぐらいのお留守番であれば大丈夫です。
ただし言わずもがなですが、きちんとご飯は食べられるように準備してあげる必要があります。
ですが、ご飯はまとめてあげれば良いのか、自動給餌機は必要なのか、自動給餌機ってどんなものがあるのか、何を基準に選べば良いのか、考え出すと色々疑問がわいてきます。
今回は、猫のお留守番のときのご飯のあげ方や自動給餌機の選び方について説明します。
ペットフードをまとめてあげるとき
自動給餌機を使わないときは、出かける前に二日分のご飯を用意しておきましょう。
犬は食欲旺盛なので一度に全部出すと一回で食べきってしまうこともありますが、猫はごはんを分けて食べる習性があるので、基本的には大丈夫です。
これは野生時代の名残とされています。
野生ではいつでもごはんが手に入るわけではありません。
そのため、手に入れたごはんを残し、隠しておいて後でも食べられるようにしていると考えられます。
我が家の猫も一気には食べず、何回かに分けて食べることがあります。
ごはんを残す際には、砂かけのような行為をしています。
ただし、一度に食べきってしまう恐れがあったり、出しっぱなしによる衛生面が気になる方は自動給餌機を使うと良いでしょう。
また猫はペットフードのニオイで食欲が左右されるので、なるべく鮮度を保つという意味でも自動給餌機は活躍します。
飼っている猫のご飯の食べ方を見て、どちらが良いか判断しましょう。
自動給餌機
自動給餌機は色々な種類が販売されていて、機能も値段もピンキリです。
高機能なほど値段も高くなりますが、使い方によっては不要な機能もあります。
どれが良いかは利用者の事情や猫の体調・性格に依ると思いますが、主な比較ポイントとしては以下のようなものがあります。
電源
主に電池式と電源ケーブル式のものがあります。
電池式だと電池購入の手間や、電池切れの心配があります。
ただし邪魔な電源ケーブルがないので、見た目がすっきりしています。
またバッテリーが内蔵されていて、停電時などにバッテリー稼働に切り替わるタイプもあります。
頻繁に使う人は電池交換の手間がかからない電源ケーブルが良いでしょう。
また停電が不安な人はバッテリー内蔵式がおすすめです。
お手入れ
ペットフードを入れるタンクやお皿を取り外せて洗えるタイプと取り外せないタイプがあります。
特にお皿は唾液がつくので頻繁に洗う必要があります。
頻繁に使う人や、小まめにきれいに洗いたい人は取り外せるタイプが良いでしょう。
サイズと容量
自動給餌機にはペットフードを入れるタンクがあります。
そのタンクが大きければたくさんのペットフードを入れることが出来る反面、サイズも大きくなります。
逆にサイズの小さい自動給餌機はあまりペットフードを入れることはできません。
猫に数日間もお留守番させることは出来ませんが、普段のご飯も自動給餌機であげるかたは容量が大きいと便利です。
逆にたまにしか使わない人は小さいサイズで十分です。
スマホ連携
スマホと連携して、付属カメラの映像が見れたり、スピーカーでこちらの声を伝えられるタイプがあります。
カメラで猫の様子を見れると安心ですね。
またスマホアプリで給餌の時間を設定したり、遠隔操作できるものもあります。
ただしこれらの機能、あるにこしたことは無いですが、最初に設定してしまえばあとから設定変更することも、遠隔操作で給餌してあげることもあまり無いので、個人的には重要度は低いと思います。
自動給餌機の体験談
WOpetペット
我が家は最初WOpetペット給餌器を使っていました。
タイマーを回して蓋が開く時間をセットするタイプです。
お値段は2個で2,980円とお手頃です。
中のお皿を取り出せて洗える点も良かったです。
ただし電池式なので電池が切れると蓋が開かない点に注意が必要です。
また電力ランプもないので、きちんとセットできたかどうかも分かりにくいです。わずかにタイマーが動いている音が聞こえるので、それで動いているかどうか確認できます。
また簡易的な作りになっているせいか、たまに時間になっても開かないことがありました。
そして何回か使っているうちに壊れたので飼い直しました。
期間限定での利用や、まずはお試しで使ってみたい、というかたはこちらの自動給餌機でも良いかもしれません。
Belopezz 猫用自動給餌器
その後、Belopezz 猫用自動給餌器を購入しました。
セットした時間になると出し口からペットフードが落ちてきます。
時間は朝・昼・夕・夜用で最大4回分セットできます。
また一回で出すペットフードの量も設定できます。
我が家の猫は朝・昼・夜の三食スタイルで、仕事中のお昼ご飯のためほぼ毎日この自動給餌機を使っていますが壊れません。
お値段は5,480円で、先ほど紹介したWOpetよりも若干お高めです。
こちらは電源式なので電池切れの心配はありません。
ただし、お皿の部分やご飯を入れる内部は取り出せないので洗浄しにくい点が難点です。
またWOpetよりもサイズが大きい点も気になります。
2年以上安定して稼働してくれているので、頻繁に使う人にはおすすめです。
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